2013年12月1日日曜日

slimlockをインストールした

slimを使い始めてそれなりに経ったが、画面ロックを入れないまま過ごしていた。 いい加減何とかしようと思ったので、slimlockを入れてみた。 slimの1.3.6だと入っているようだが、Ubuntu 13.10だと1.3.4なので自前でビルドした。
# ライブラリをインストール(もしかしたら他にもいるかも)
$ sudo apt-get build-dep slim
# slimをclone
$ git clone https://github.com/dannyn/slimlock.git
$ cd slimlock
# ヘッダが見つからなかったので、パスを追加しつつmake
$ make CFLAGS="-I/usr/include/freetype2"
$ sudo make install
# 起動テスト
$ slimlock
checkinstallなどでパッケージングしてもいいかもしれないが、まあ、そのうちということで。

2013年5月25日土曜日

Ubuntuにkmsconを導入する

kmsconというlinuxの組み込みコンソールを置き換えるプロジェクトがある。
このソフトウェアでttfな日本語フォントも描画できるらしい。
コンソールでメッセージが表示できないから、ロケールを英語にするという馬鹿げた対応が嫌いだったので、ものは試しという事で使った見た。

インストールは以下のようにすれば良い。
$ git clone git://github.com/dvdhrm/kmscon.git
$ cd kmscon
$ ./configure --with-fonts=freetype2,unifont,pango --with-renderes=bbulk,gltex,cairo,pixman
$ make
$ sudo make install
CTRL+ALT+F1あたりで、コンソールに移動して、実行してみよう。
$ sudo kmscon
実行するとloginが起動されるので、ユーザー名とパスワードを入れてログインする。 日本語テキストをlvなどで見れるか試してみよう。
なおデフォルトではtty9を使うらしく、kmsconを終了するには、CTRL+ALT+F1でtty1に戻って、 CTRL+Cを打てばよい。

またデフォルトでtty1等をkmsconにするにはubuntuの場合は、upstartでgettyを起動している場所を書き換えれば良い。 ただし書き換えには十分に注意すること。
$ sudo vi /etc/init/tty1.conf
以下を書き換える。
exec /sbin/getty -8 38400 tty1
↓
exec /usr/bin/kmscon -vt=tty1 --no-switchvt
あとは再起動するなり、以下でupstartを再起動させれば良い。
$ sudo stop tty1
$ sudo start tty1
なおデフォルトではキーボードレイアウトが英語配列になっているので、日本語にしたい場合はオプションをつける。
$ sudo kmscon --xkb-layout=jp